Ⅳ.最後に
ここまで一橋MBA受験について書いてきました。
まだMBAに入っていない段階ですし、書いてきたことはあくまで一受験者の経験談です。その点をご理解して頂いた上で、取捨選択をしてご活用頂ければと思います。
諸事情によりこの場に書けないことがあります。将来計画書についても公開していません。随時修正していきますが、記述が煩雑で見にくいかと思います。つまり、一橋MBA受験情報としては、質・量ともに、このblogだけでは不十分です。
ぜひ色々な方のblogや書籍を積極的に覗いてみてください。
そして、もしMBAや大学院を受験することになり、進学が決定しましたら、blog記事を書いてみてください。それを読んだ方がMBAや大学院を検討し、進学し・・・というように積み重ねが生まれることになれば嬉しいなと思います。
最後になりましたが、一橋MBAを検討されている方で、私に何かお手伝いできることがありましたら、コメント等でお気軽にご連絡ください。質問等につきましても、なるべくお答えさせて頂きます。
MBAが始まると忙しくなるかと思いますが、その分一橋MBAについての質問への対応やご協力できることの幅が広がるはずです。
皆さんの選択に際して、お役に立てれば幸いです。
2012年10月23日火曜日
一橋MBA受験の備忘録「Ⅲ.本番」
Ⅲ.本番
試験当日、それぞれの試験の感想を書いていきます。また、今振り返ってみて「もっとこうすれば良かった」と思うことについても、簡単ではありますが書いていきます。
‐1.英語試験(1次試験)
入学志願票にTOEICスコア860と記入しているので、それも勘案してくれるのでは?と考えていました(実際には分かりません)。また、「自分が分からない問題は他の受験生も分からないだろう」と思えるくらいには、英語試験対策に自信を持っていました。こうしたポジティブな気持ちをもって、リラックスして英語試験に臨みました。
‐A.本番
Harvard Business Reviewからの出典であることを確認して、「これで大丈夫だ」と思うことができました。これまでの対策で読みこんできた文章がHarvard Business Reviewの記事だったからです。
和訳について多少幅のある、意訳のような形で答案を作成しました。これについてはどのような採点がなされたか分かりませんが、日本語/英語照らし合わせて読む対策をしてきて、この和訳であれば十分だろうと考えることができました。
「この一文について日本語で説明せよ」という問いについても、同様です。自分の解答について、(不合格になるという意味での)不安はありませんでした。
正誤問題については、微妙な設問があり、いくつか間違えてしまったと思います。ただ、全体的にこれだけできれば大丈夫だろうという安心感はありました。
時間についても余裕を持って、解答することができました。
‐B.反省
決してベストではありませんが、及第点を取るという意味では、効果的な対策を取ることができたと思いました。
欲を言えば、より多読をし、より日本語/英語の照らし合わせ読みをするべきだったと思います。特に、ボキャブラリー増強を念頭に置いた多読の必要性を感じました。
‐2.小論文試験(1次試験)
英語試験を良い形で終えることができ、引き続きリラックスした状態で臨むことができました。
昼食は食堂で取るとともに、購入しておいたユンケルを試験の1時間前に飲んで集中力が途切れないように気を付けました。
昼食後、試験開始までHarvard Business Reviewの日本語論文を、「これについてこう思う」「なぜならば、こうだからだ」「その点について、このような見方ができる」「その見方に基づくと、こういうことを考えていく必要があると考える」のように、自分の考えをツッコミとして入れながら読んでいました。
‐A.本番
問題をざっと確認した後、それぞれにどれだけの時間がかかりそうか考えました。そのタイムスケジュールに基づいて、一つずつ問題に取り組んでいきました。
しかし、それぞれの問題に解答するのが、当初設定したタイムスケジュール以上に時間がかかってしまいました。
設問理解→設問に対する答えをブレスト→構成を考える→まとめる、という手順で行いましたが、ブレストでアイデアが思いつかなかったり、まとめきれなかったりといった具合で、制限時間に追われる形でせわしなく解答をしていきました。
幸いだったのは、本文のテーマが私の研究内容と近かったため、立論の仕方(構成)を上手く決めることができました。
‐B.反省
一橋MBAの小論文は、筆者の考えを要約させるものと自身の意見を答えさせるものというように、大きく二種類あります。
「要約をさっと終わらせて、自身の意見を練り上げるのに時間をかける」のがベターだと思っていたのですが、要約にかなり時間をかけてしまったことで、時間が足りなくなってしまいました。
もっと要約対策をしておくべきだったと思いました(HMBAの合格者の中に、要約対策として、日経新聞の社説の要約に取り組まれている方がいらっしゃいました)。
‐3.口述試験(2次試験)
どんなことを言われても笑顔でいること、訊かれたことについて簡潔に答えること、この2点を心掛けました。
‐A.本番
面接官の先生二人に対して、受験生一人です。
期待通り、希望する先生(将来計画書の研究内容と関連の深い先生)が面接官として出ていらっしゃいました。ちなみに、もう一人の先生は、(私の研究内容とは)全く関連のない専門の方でした。
まず、志望理由を3分ほどで述べるようにと言われ、簡潔に答えました。「MBAを考えたきっかけ→一橋MBAを選んだ理由」という流れで話しました。
その答えに対して、「抽象的だし、曖昧で分からないので、もっと具体的な経験としてどのようなことがあったか」と訊かれました。
「曖昧・抽象的」と言われたことについては、想定内でした。むしろ簡潔に答えるために、そしてそれに対してツッコミが来ることを想定して、あえて抽象的な説明をすることに決めていました。もちろんこれにはリスクがありますが、徐々に話を深めていきたかったので、リスクを取ることにしました。
想定内の指摘に対して、具体的な実務上での経験を伝えました。
面接全体を通して、気をつけていたことは、理由やポイントは必ず2点言うということでした。
つまり、「●●の理由は?」と訊かれた時には「はい、2つ理由があります」と言い、「●●についてどう思う?」と訊かれた時には「はい、その点につきまして、2点考えるべきことがあると思います。まず一点目は●●ということ、二点目は●●ということです」と言うようにしました。
本来理由にしろポイントにしろ、3点くらい伝える方が良いとは思いますが、短い時間、緊張している状態(考えてきたことが上手く思い出せない状態)で、しかもアドリブの受け答えが求められる問いかけに対しては、2点がやっとでした。
といっても、先生が質問のための「枕」を話している間に答えを考えることができましたし、そうした質問の多くは将来計画書作成のプロセスにおいて友人から訊かれたものでした。
予想外の質問についても、多少ポイントが外れていたかもしれませんが、笑顔で答えることができました。
ちなみに、「おっ!」と思ったことが3点あります。
一点目は、面接官の先生がおっしゃった「確かに私も(あなたの考えと)同じことを論文で書いているんだよね」という言葉でした。つまり、問題意識が共有できていることを理解して頂くことができました。これは評価にプラスになったのではないかと思います。
二点目は、TOEICスコアに言及されたことです。「英語をしっかりと準備されたのですね」という言葉を頂けました。国外MBAや英語を使って業務をされている方から見れば低い点数ですが、TOEICスコアが865あれば、少なくとも一橋MBAにおいてはある程度評価されるようでした。
三点目は、将来計画書の中の[入学後の計画]についてです。こちらは、面接の初めの方で「●●について研究したいんだね」という先生の言葉のみで、以降は話題になりませんでした。専ら[志望動機]の深堀りに時間が割かれました。MBAという特性と入学後の計画は往々にして変わりうるということを考えると、こういうものかなとも思いましたが、面接官あるいは受験者によっては先行研究も含めてしっかりと訊かれる場合があるようです。
‐B.反省
当日の面接の内容に限って反省点を述べるとすれば、節々に「言葉の軽さ」があったことです。雰囲気が硬くならないように、また暗い印象を与えないようにということで、軽い話題(趣味の話や意気込みなど)を出したのですが、これは失敗してしまったかなと思います。
また、学部時代の専門とは大きく異なっているにも関わらず、「そのような経験も、このHMBAで活かすことができると思います。しっかりと貢献していきます」という言い方をしました。これは、説得力のない伝え方になってしまったと思います(ちなみに、一人の面接官の方が思いっきり首をかしげたのを、私は見逃しませんでした)。
というように、反省点を上げればキリがありません。
HMBAとの相性を判断して頂くという意味では良かったかもしれませんが、当落線上ギリギリの合格であったと感じています。
試験当日、それぞれの試験の感想を書いていきます。また、今振り返ってみて「もっとこうすれば良かった」と思うことについても、簡単ではありますが書いていきます。
‐1.英語試験(1次試験)
入学志願票にTOEICスコア860と記入しているので、それも勘案してくれるのでは?と考えていました(実際には分かりません)。また、「自分が分からない問題は他の受験生も分からないだろう」と思えるくらいには、英語試験対策に自信を持っていました。こうしたポジティブな気持ちをもって、リラックスして英語試験に臨みました。
‐A.本番
Harvard Business Reviewからの出典であることを確認して、「これで大丈夫だ」と思うことができました。これまでの対策で読みこんできた文章がHarvard Business Reviewの記事だったからです。
和訳について多少幅のある、意訳のような形で答案を作成しました。これについてはどのような採点がなされたか分かりませんが、日本語/英語照らし合わせて読む対策をしてきて、この和訳であれば十分だろうと考えることができました。
「この一文について日本語で説明せよ」という問いについても、同様です。自分の解答について、(不合格になるという意味での)不安はありませんでした。
正誤問題については、微妙な設問があり、いくつか間違えてしまったと思います。ただ、全体的にこれだけできれば大丈夫だろうという安心感はありました。
時間についても余裕を持って、解答することができました。
‐B.反省
決してベストではありませんが、及第点を取るという意味では、効果的な対策を取ることができたと思いました。
欲を言えば、より多読をし、より日本語/英語の照らし合わせ読みをするべきだったと思います。特に、ボキャブラリー増強を念頭に置いた多読の必要性を感じました。
‐2.小論文試験(1次試験)
英語試験を良い形で終えることができ、引き続きリラックスした状態で臨むことができました。
昼食は食堂で取るとともに、購入しておいたユンケルを試験の1時間前に飲んで集中力が途切れないように気を付けました。
昼食後、試験開始までHarvard Business Reviewの日本語論文を、「これについてこう思う」「なぜならば、こうだからだ」「その点について、このような見方ができる」「その見方に基づくと、こういうことを考えていく必要があると考える」のように、自分の考えをツッコミとして入れながら読んでいました。
‐A.本番
問題をざっと確認した後、それぞれにどれだけの時間がかかりそうか考えました。そのタイムスケジュールに基づいて、一つずつ問題に取り組んでいきました。
しかし、それぞれの問題に解答するのが、当初設定したタイムスケジュール以上に時間がかかってしまいました。
設問理解→設問に対する答えをブレスト→構成を考える→まとめる、という手順で行いましたが、ブレストでアイデアが思いつかなかったり、まとめきれなかったりといった具合で、制限時間に追われる形でせわしなく解答をしていきました。
幸いだったのは、本文のテーマが私の研究内容と近かったため、立論の仕方(構成)を上手く決めることができました。
‐B.反省
一橋MBAの小論文は、筆者の考えを要約させるものと自身の意見を答えさせるものというように、大きく二種類あります。
「要約をさっと終わらせて、自身の意見を練り上げるのに時間をかける」のがベターだと思っていたのですが、要約にかなり時間をかけてしまったことで、時間が足りなくなってしまいました。
もっと要約対策をしておくべきだったと思いました(HMBAの合格者の中に、要約対策として、日経新聞の社説の要約に取り組まれている方がいらっしゃいました)。
‐3.口述試験(2次試験)
どんなことを言われても笑顔でいること、訊かれたことについて簡潔に答えること、この2点を心掛けました。
‐A.本番
面接官の先生二人に対して、受験生一人です。
期待通り、希望する先生(将来計画書の研究内容と関連の深い先生)が面接官として出ていらっしゃいました。ちなみに、もう一人の先生は、(私の研究内容とは)全く関連のない専門の方でした。
まず、志望理由を3分ほどで述べるようにと言われ、簡潔に答えました。「MBAを考えたきっかけ→一橋MBAを選んだ理由」という流れで話しました。
その答えに対して、「抽象的だし、曖昧で分からないので、もっと具体的な経験としてどのようなことがあったか」と訊かれました。
「曖昧・抽象的」と言われたことについては、想定内でした。むしろ簡潔に答えるために、そしてそれに対してツッコミが来ることを想定して、あえて抽象的な説明をすることに決めていました。もちろんこれにはリスクがありますが、徐々に話を深めていきたかったので、リスクを取ることにしました。
想定内の指摘に対して、具体的な実務上での経験を伝えました。
面接全体を通して、気をつけていたことは、理由やポイントは必ず2点言うということでした。
つまり、「●●の理由は?」と訊かれた時には「はい、2つ理由があります」と言い、「●●についてどう思う?」と訊かれた時には「はい、その点につきまして、2点考えるべきことがあると思います。まず一点目は●●ということ、二点目は●●ということです」と言うようにしました。
本来理由にしろポイントにしろ、3点くらい伝える方が良いとは思いますが、短い時間、緊張している状態(考えてきたことが上手く思い出せない状態)で、しかもアドリブの受け答えが求められる問いかけに対しては、2点がやっとでした。
といっても、先生が質問のための「枕」を話している間に答えを考えることができましたし、そうした質問の多くは将来計画書作成のプロセスにおいて友人から訊かれたものでした。
予想外の質問についても、多少ポイントが外れていたかもしれませんが、笑顔で答えることができました。
ちなみに、「おっ!」と思ったことが3点あります。
一点目は、面接官の先生がおっしゃった「確かに私も(あなたの考えと)同じことを論文で書いているんだよね」という言葉でした。つまり、問題意識が共有できていることを理解して頂くことができました。これは評価にプラスになったのではないかと思います。
二点目は、TOEICスコアに言及されたことです。「英語をしっかりと準備されたのですね」という言葉を頂けました。国外MBAや英語を使って業務をされている方から見れば低い点数ですが、TOEICスコアが865あれば、少なくとも一橋MBAにおいてはある程度評価されるようでした。
三点目は、将来計画書の中の[入学後の計画]についてです。こちらは、面接の初めの方で「●●について研究したいんだね」という先生の言葉のみで、以降は話題になりませんでした。専ら[志望動機]の深堀りに時間が割かれました。MBAという特性と入学後の計画は往々にして変わりうるということを考えると、こういうものかなとも思いましたが、面接官あるいは受験者によっては先行研究も含めてしっかりと訊かれる場合があるようです。
‐B.反省
当日の面接の内容に限って反省点を述べるとすれば、節々に「言葉の軽さ」があったことです。雰囲気が硬くならないように、また暗い印象を与えないようにということで、軽い話題(趣味の話や意気込みなど)を出したのですが、これは失敗してしまったかなと思います。
また、学部時代の専門とは大きく異なっているにも関わらず、「そのような経験も、このHMBAで活かすことができると思います。しっかりと貢献していきます」という言い方をしました。これは、説得力のない伝え方になってしまったと思います(ちなみに、一人の面接官の方が思いっきり首をかしげたのを、私は見逃しませんでした)。
というように、反省点を上げればキリがありません。
HMBAとの相性を判断して頂くという意味では良かったかもしれませんが、当落線上ギリギリの合格であったと感じています。
一橋MBA受験の備忘録「Ⅱ.受験準備」
Ⅱ.受験準備
‐1.将来計画書(研究計画書)
まず、一橋MBAで求められている将来計画書(いわゆる研究計画書)はどういったものかを把握しましょう。
募集要項はこちらにあります→ http://www.cm.hit-u.ac.jp/phd/08.html
なお、一橋MBAへの入口にはいくつかのルートがあります。
(一般選考/社会人特別選考/内部選考/企業派遣特別選考/外国人特別選考)
それぞれの選考内容については、募集要項をご覧ください。
実務経験3年以上が条件となる「社会人特別選考」については、その条件を満たす方にはぜひおススメするルートです。なぜならば、一般選考ではそのイスを新卒生と争わなければならないため、社会人特別選考と比べると倍率が高くなるからです。
私の場合は残念ながら実務経験が3年未満でしたので、必然的に一般選考を選ぶことになりました。
よって、以降の記述は、「一般選考」を前提にしたものになります。
一橋MBAの将来計画書が求めている内容です↓↓
下記項目について、合計2,000程度で記述せよ。
また、将来計画書とともに提出する「入学志願票」(履歴書のようなもの)の中には、以下の項目があります↓↓
特記すべき資格等(証明書の提出)
外国語に関する試験・検定等(証明書の提出)
(既卒者のみ)これまでに経験した職務の概略、職務の内容
私の場合は、
特記すべき資格等(会計士や弁理士、社会保険労務士といったものを想定しました)がなかったため空欄、
外国語に関する試験・検定等についてはTOEICスコア、
職務の概略については将来計画書に書いた[今までの職歴・地位など]を詳細に、書きました。
‐A.どのように作成したか
①イメージをつかむ!
私の場合、「そもそも『将来計画書』『研究計画書』とは?」というところからスタートでした。
そこで、何冊かの書籍を買い求め、研究計画書の内容・作成方法等を調べました。
ぜひ以下の書籍をお手にとって頂ければと思います。
妹尾堅一郎『研究計画書の考え方 大学院を目指す人のために』ダイヤモンド社(1999)
飯野一、佐々木信吾『国内MBA研究計画書の書き方―大学院別対策と合格実例集―』中央経済社(2003)
工藤美知尋編『大学院受験のための研究計画書の書き方―理論と実践―』晶文社(2011)
上の書籍を読み、研究計画書についてのイメージ(どのようなスタイルか、どのような内容を盛り込むべきか、何に気をつけるべきか)を得ることができました。
②とにかく書き出してみる、誰かに話してみる、問いかけてもらう!
[志望動機][入学後の計画]について考えていきましょう。
とにかくブレスト(ブレインストーミング)していきましょう。
なぜ大学院に行きたいのか?なぜ経営学なのか?なぜMBAなのか?なぜ国内なのか?なぜ一橋MBAなのか?なぜKBSではないのか?なぜこのタイミングなのか?なぜパートタイムではいけないのか? etc
とにかく問いをたくさん作り、それについて書き出すべきです。
このプロセスは、将来計画書のコンテンツ作りだけではなく、面接において非常に重要です。
おススメは、誰か適当な人に、上の質問を問いかけてもらうことです。
実は、このアウトプット・棚卸し作業が、私自身一番苦労した点でした。
「MBAに行きたい!一橋MBAが良い!」という気持ちはあるし、その理由もある。問題意識もある。けれど、目の前のペーパーに書き出せない。しんどい。
そんな状況を打開したのが、誰かと一緒に棚卸し作業をすることでした。
ベストは、実際に志望校、この場合は一橋MBAの研究計画書を書き、面接も受けた人でしょう。
もちろん他MBA・大学院の受験で研究計画書を書いた方、気心の知れた友人でも良いと思います。
とにかく一人で悩まずに、誰かの手を借りて、棚卸しをしましょう。
ちなみに、「なぜHMBA?」の質問に答えるためには、HMBAのカリキュラムや教授陣、特色について理解しなければなりません。
参考になるのは、
・一橋大学商学研究科経営学修士(HMBA)コースのHP、募集要項、説明会(2012年は7月に実施)
http://www.cm.hit-u.ac.jp/mba/
・HMBA生のblog
http://afountainofwisdom0629.blogspot.jp/2012/10/blog.html
・飯野一編『修了生が本音で語る国内MBAスクール白書』
などです。もちろん、何らかのツテで直接HMBA生に会って、色々と聴くのも良いと思います。
③モリモリに書いてみる!
字数関係なく書いてみましょう。絞るのは次のステップです。
アウトプット・棚卸ししたもの、吐き出したものをPCに打ち込みましょう。
その際、とにかく丁寧に背景・理由を説明することが大切と思います。
つまり、「●●と思った」という記述には必ず「●●という出来事によって」という理由を書くこと、抽象的な表現には必ずそれを具体化させたものを書くことなどです。
④ぎゅっとまとめる!
モリモリに書き出したものを、それぞれ800~1000字程度にまとめましょう。
その際、コンテンツの優先順位をつけたり、2~3文の内容を1文にまとめたり、コンテンツの内容によってグルーピングしたりします。
ちなみに私の場合、この作業でもつまずきました。「どこが重要か」「どのようにまとめることができるか」「どこを削るか」、どれも重要に思えてしまったのです。
そのため、ある程度まとまった段階で、次のチェック・修正のステップに進むことにしました。
⑤チェックしてもらう!→修正→してもらう!→修正
②と同様に、友人に誤字脱字や意味不明な箇所を、どんどん指摘してもらいました。 「ここはどういう意味?」「こっちとそっちの記述で矛盾していないか?」などなど。
その際、④でまとめたものだけではなく、③のモリモリのものも見て頂きました。そうすることで、「本当に伝えたかったことが、簡潔な表現で記述できているか」をチェックしてもらうことができるからです。
指摘したもらった後は、改めて書いてみます。そして、その修正したものをチェックしてもらい・・・というサイクルを何度も繰り返しました。
私の場合は、最終的に志望動機700字、入学後の計画900字となりました。
[志望動機]
執筆中
[入学後の計画]
執筆中
⑥その他
さて、[今までの職歴・地位など][修了後の計画]についてです。
こちらは、本当にあっさりと書きました。それぞれ150字前後でした。
ざっくり再現すると、以下のような感じです。
[今までの職歴・地位など]
●●年、●●入社。●●年●●月まで●●(所属)にて●●、●●(業務内容)に従事した。
また、●●年●●月まで●●(所属)にて●●、●●(業務内容)に従事した。
[修了後の計画]
修士課程修了後は、一般企業の●●部門あるいは●●への就職を希望している。また、●●において、●●(業務内容)に関わっていきたいと考えている。
とてもあっさりですよね?
ただ[修了後の計画]については、
・志望動機・入学後の計画と整合性を持たせること
・あくまで現在の計画であることを付け加えること
の2点に注意いたしました。
‐B.作成で特に大切なこと
将来計画書の作成において重要なことは、とにかく誰かに「なぜ?なぜ?」の問いかけをしてもらったり、「ここはどういう意味?」と計画書を読んで指摘してもらうことです。
ここは恥ずかしからずに、未完成の計画書をビシバシ指摘してもらいましょう。決して恥ずかしがらずに。
また、一橋MBAでは2年次に「ワークショップ」(いわゆるゼミ)に所属することになります。そのワークショップでレポートを書くことになります。当然そこには担当してくださる先生がいるわけです。
私は、その先生に向けて、将来計画書を作成しました。「面接に出てきてください」「これを読んでください」という気持ちを込めて、そしてそのように仕掛ける内容を書きました。
‐2.英語試験
英語試験対策は、このMBA準備を始めた時からの頭痛の種でした。
これまでの積み重ねがないこと、どのように対策を立てたら良いか分からないこと、どこまでやれば良いのか分からないこと。
みなさんはどうでしょうか?
私の場合、
まず、公開されている過去問題を調べることで到達点を把握し、
次に、英語の土台を作るとともに、入学志願票に記入するためにTOEICに取り組み、
そして、実際の試験の文章に読み慣れるためにHarvard Business Reviewを読むことにしました。
過去の入試問題はこちらです→ http://www.cm.hit-u.ac.jp/phd/09.html
過去問を読んだ際に思ったことは、「この問題に対応できるようになるまでには、かなりの時間がかかる」ということでした。「到達点を把握」と言っても、恥ずかしながら「到達点は遥か彼方」という程度の認識をするのが精一杯でした。
そこで、英語試験対策を2ステップに分けて考え、取り組むことにしました。それが、A.TOEICであり、B.Harvard Business Reviewの読み慣れでした。
結局、この対策には8~9ヶ月もかかってしまいました。
‐A.TOEIC
一橋MBAにおいて、TOEICスコアは必須ではありません。
しかし、前述した入学志願票(将来計画書とともに提出する履歴書のようなもの)には、「外国語に関する試験・検定等」という項目があります。
TOEICスコアを書くべきです。というよりも、ここに記入できるようなTOEICスコアを取らなければ、試験をこなすことは難しいと思います。
もちろん、実際の試験の内容・形式はTOEICとは異なります。また、英語試験の点数は足切りで余程悪くない限りは合否に関係ないのかもしれません。
しかし、英語の土台を作る(英語に慣れる)という意味と面接において高評価と見なされる要素を増やすという意味で、TOEIC対策に取り組まれることをおススメいたします。
なお、スペースの関係と能力の関係もあり、ここでTOEIC対策について詳述することはできません。
ただ、「TOEICスコアはどれだけ取れればいいのか。目安は何か」という疑問もあるかと思いますので、私の考えを少しだけ述べたいと思います。
調べたのは、各大学の大学生のTOEICスコア平均点です(本とかネットとかに載っています。正確なものかどうかは分からないのですが)。
その中で「これは!」と思い、目安に設定したのが、
一橋大学大学院法学研究科 法科大学院の未修者/既修者のTOEIC平均スコアです。
http://www.law.hit-u.ac.jp/home/lawschool/information/cat30/result-analysis2012.html
平成24(2012)年度は、未修者:784.5、既修者:749.5とのことです。
これを参考にして、800前後を取ることができれば、入学志願票に書いても大丈夫だろうと考えました。また、振り返ってみて思うのは、800以上取るようになれば実際の英語試験にも対応できるのではということです。
ということなので、ぜひTOEICスコア800を目安に、勉強してみてください。ちなみに、入学志願票にスコアを記入する場合は、証明書の提出が求められますので、早めに受験をしてください(なお、筆者の提出スコアは、860でした)。
‐B.Harvard Business Review
TOEICスコアが800を超えた段階で、実際の試験の傾向に対応する準備に取り組み始めました。
一橋MBAの英語試験は、①和訳、②本文(英語)を日本語で説明、③内容正誤です。英文のテーマは、主に経済・経営関係と考えて良いと思います。
詳しくはぜひ過去の入試問題をご覧ください→ http://www.cm.hit-u.ac.jp/phd/09.html
私はこの経済・経営関係の文章に読み慣れるために、Harvard Business Reviewを使いました。
2ステップに分けて取り組みました。
ステップ1:経済・経営関係の日本語の文章を読むことに慣れる。
下記URLから、「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」 の発行号一覧を閲覧できます。
http://www.bookpark.ne.jp/cm/dhbl/magazine.asp?bk=HB&ftype=issl
気になる・興味のある記事を探しましょう。そして、タイトルをメモしましょう。10~20本もあれば十分かと思います。同じサイトから記事の購入もできるのですが、割高です。ですので、メモしたタイトルを基に、図書館へ。ただし、「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」 が置いてあるかどうかを事前に確認してくださいね。
図書館で無事にコピーできたら、それを読んでいきます。重要だと思うところは、マーカーなり赤線なりでチェックしてください。
これがステップ1です。
ステップ2:経済・経営関係の英語の文章を読むことに慣れる。
ステップ1で読んだ記事の最終ページをご覧ください。そこに (HBR●●年●月号より) という記載があるかと思います。それは、元記事(英語)が収録されているのが「何年の何月号」であるかを示しているものです。そちらをメモしてください。メモしたら、図書館へ元記事を探しに行きましょう(この作業はステップ1と同時並行で行うと手間が省けます)。
図書館で無事にコピーできたら、それを読んでいきます。既に日本語訳を読んでいるので、読みやすいと思います。もし読みにくい場合や読み進めるのが遅い場合は、ステップ1でチェックした大事なところだけを摘まんで読んでいきましょう。
日本語と英語を照らし合わせながら、「この英文は、このように訳されるのか」という意識で読むと良いかと思います。また、読む量が増えるにつれ、「この程度であれば、意訳しても良いのか」「このくらい幅のある訳し方もあるんだな」という感覚も掴めると思います。
これがステップ2です。
以上のステップ1・2を繰り返すことで、一橋MBAの英語試験には十分対応できるでしょう。
ちなみに、私が受験した際に出題された問題の出典は、(前年に引き続き)なんとHarvard Business Reviewでした。その記事自体は読んでいなかったのですが、とても読みやすかったです。
‐3.小論文試験
どのような問題が出題されるのかは、過去の入試問題をご覧ください→ http://www.cm.hit-u.ac.jp/phd/09.html
小論文試験対策全般では、
飯野一編『国内MBA受験小論文対策講義』中央経済社(2011)
を参考にしました。
小論文試験だけではなく、他MBAや大学院受験をしたり、将来計画書を書いたりする上で、A.経営学関連及びB.自身の研究関連(専攻関連)の知識を固める必要があります。特に、私のように学部が商学部・経営学部以外の場合は、準備に時間が取られることを理解する必要があります。
そのため、ここに書く内容は一橋MBAの小論文試験対策以上に、他MBA受験対策であり、将来計画書作成準備のためのものと考えてください。
‐A.経営学関連
経営学関連の知識を得るために使用した本を挙げます。本屋さんやレビューなどで確認して、使えると思ったらぜひ手元に置いて、読んでみてください。
伊丹敬之、加護野忠男『ゼミナール経営学入門』日本経済新聞社(2003)
榊原清則『経営学入門[上]』日本経済新聞社(2002)
十川廣國『経営学イノベーション〈1〉経営学入門』中央経済社(2006)
コメント:以上の3冊を通読して、経営学の全体像を掴もうとしました。それぞれ読み通すことも、理解することも難しく、下の本を積極的に活用して知識の定着・整理を図りました。
亀川雅人『演習 経営学』新世社(2001)
コメント:「あるテーマに対する論述」という形で構成されています。全115のお題があります。他MBAの対策で非常にお世話になりました。
スチュアート・クレイナー『マネジメントの世紀』東洋経済新報社(2000)
コメント:「マネジメントの世紀」としての20世紀を概観していくことができます。色々な学説が出てきて一回読むだけでは理解しきれませんが、非常に読みやすいと思います。
『公務員試験 新スーパー過去問ゼミ3 経営学』実務教育出版(2011)
コメント:知識の整理整頓、定着に使いました。問題(○×の正誤問題)は解かずに(下手に問題を解くと、誤った問題文も読むことになり、混乱してしまうので)、ひたすら解説を読んでいきました。問題集という構成上、同じ記述が繰り返し出てくることになりますが、定着を図る上では非常に役に立ちました。
伊丹敬之、沼上幹、伊藤邦雄 、小川英治『一橋大学ビジネススクール「知的武装講座」』プレジデント社(2002)
コメント:合格後に読んだ本ですが、受験前に読んだ方が絶対に良いと思い、ここに挙げました。一橋MBAの特色というか、カリキュラムの意図や一橋MBAが考えるビジネススクールの位置づけについて理解することができるでしょう。時間が無い場合は、前書きと伊丹先生の記事だけでも読んでみてください。時間がある方は、続編も2冊ありますので、そちらもご覧ください。
伊丹敬之『経営戦略の論理 〈第4版〉―ダイナミック適合と不均衡ダイナミズム』日本経済新聞社(2012)
コメント:こちらは未読です。しかしながら、一橋MBAを受験された方は多く手に取られているようです。一橋MBA生は入学後必ず読むことになるそうです。ちなみに、今年(2012年)第4版が出ました。
‐B.専攻関連
具体的な書籍名を挙げると、私の専攻が分かってしまうので、ここでは言及しません。
ただ、将来計画書の専攻・研究内容を書くにあたって、
担当教授の書籍×数冊
担当教授の論文×数本
担当教授のインタビュー×数本
その他関連文献×数冊
を読みました。
ちなみに、たまたま小論文の文章のテーマが私の専攻と関連するものでした。また、上記参考文献を読むにあたって「どのような切り口で立論しうるか」を意識することで、小論文対策にしていました。
‐4.口述試験
口述試験については、これまで述べてきた将来計画書準備やそこでの友人とのやり取りが、主な対策となっていました。
ただ、口述試験(日曜日実施)の前々日から立川駅の東横インで缶詰めになって、最終準備をしました。
そこで行ったことは、①担当教授との問題意識のすり合わせ、②先行研究の復習、③将来計画書の読み込みです。
担当教授というのは、上で述べたように、自身が希望しているワークショップの担当教授です。その教授の書籍・論文・インタビューを再度読み込み、「どういった問題意識を持たれているのか」、「どういった点が私と共通するのか」、「何がキーワードになるか」等を一つずつチェックしていきました。
また、先行研究については、「先行研究としては、●●の観点から行った●●大学の●●先生の●●についての論文や、●●大学の●●先生のまとめた●●についての研究があります。そういった中で、●●という視点からの研究を深める必要があるのではないかと考えています」というように、なるべく具体的な情報を盛り込んだ形で説明できるように整理していきました。実際に何度も口に出して、念入りに練習しました(他の試験で失敗したことがあるため)。
口述試験で問われることは、基本的には将来計画書に書かれていることです。何度も何度も繰り返し読み、その度に細かいところまで含めて自分で突っ込みを入れて、それに答えるという練習をしました。
なお、口述試験の想定問答集として、
赤田達也『「学歴ロンダリング」実践マニュアル』オクムラ書店(2009)
の第八章を切り取って、ホテルの中で予行演習をしていました。
また、質問に対して簡潔に答えられるように、本文の質問の隣に、答えとなるシンプルな一文を書きこんでいました。
‐5.その他
準備には思いのほか時間がかかります。注意してください。
TOEICのスコアがなかなか上がらなかったり、将来計画書が何度も行き詰まったりすると思います。それだけではありません。必要書類の準備(各種資格の証明書発行、学部成績の発行、証明写真、振り込みetc)など、一つ一つは簡単でも、積み重なると意外に手間取ることになります。
受験準備について、最後に3点お伝えします。
①証明写真はぜひ写真館で!
スピード写真は避けてください。写真館で撮ってもらってください。もちろんスピード写真で合格した方もたくさんいらっしゃると思います。私の友人にもいます。
ただ、あなたは止めてください。写真館で撮ってください。
「美しい方はより美しく、そうでない人はそれなりに」です。
参考URL:伊勢丹写真室 http://www.isetan-photo.co.jp/
これまで受験準備代にかなりお金をかけている(かけることになる)かと思いますが、ここに出し惜しみしないでください。
ちなみに、伊勢丹写真室では撮影代3,150円、焼き増し1枚につき630円です・・・。
②提出書類は美しく!
出願書類の中で、将来計画書や入学志願票など、自宅でプリントアウトする書類がいくつかあります。それらは、上質な専用紙に、美しく丁寧に印刷できる設定でプリントアウトしてください。
私が持っているプリンターはキャノンのものなので、キャノンで説明しますと、
「キヤノン普通紙・ホワイト 両面厚口」
を用意してください。これくらいの品質であれば良いです。
印刷の設定は、
印刷→プロパティ→クイック印刷のタブ→用紙の種類:高品位専用紙、印刷品質:きれい
でO.K.です。この設定だと1枚プリントアウトするのに数分かかります。ですが、とてもきれいに印刷できます。
こうしたことも、きちんと行うと意外と時間がかかってしまいます。ですので、締切直前で準備していると「間に合わない!」なんてことになりかねません。
間違っても「ネットカフェでプリントアウト」なんてことは、止めてくださいね。
③できれば近くのホテルに前泊を!
試験会場とご自宅が近い方もいらっしゃるかと思います。当日の移動で十分な方もいらっしゃるでしょう。
ですが、大学周辺のホテルに前泊されることをおススメいたします。
当日の交通状況や天候が思わぬことになっているかもしれませんし、自宅だと何かと落ち着かない場合があります。
そうしたことを避けるためにも、前日ホテルに泊まって、翌日の試験に向けてモードを切り替える・精神を整えるというのが良いと思います。
ちなみに私は、一橋大学の最寄り駅である国立駅から一駅の立川駅、その徒歩5分のところにある東横インに宿泊しました。
‐1.将来計画書(研究計画書)
まず、一橋MBAで求められている将来計画書(いわゆる研究計画書)はどういったものかを把握しましょう。
募集要項はこちらにあります→ http://www.cm.hit-u.ac.jp/phd/08.html
なお、一橋MBAへの入口にはいくつかのルートがあります。
(一般選考/社会人特別選考/内部選考/企業派遣特別選考/外国人特別選考)
それぞれの選考内容については、募集要項をご覧ください。
実務経験3年以上が条件となる「社会人特別選考」については、その条件を満たす方にはぜひおススメするルートです。なぜならば、一般選考ではそのイスを新卒生と争わなければならないため、社会人特別選考と比べると倍率が高くなるからです。
私の場合は残念ながら実務経験が3年未満でしたので、必然的に一般選考を選ぶことになりました。
よって、以降の記述は、「一般選考」を前提にしたものになります。
一橋MBAの将来計画書が求めている内容です↓↓
下記項目について、合計2,000程度で記述せよ。
[今までの職歴・地位など(社会人のみ)]
[志望動機]
[入学後の計画]
[修了後の計画]
また、将来計画書とともに提出する「入学志願票」(履歴書のようなもの)の中には、以下の項目があります↓↓
特記すべき資格等(証明書の提出)
外国語に関する試験・検定等(証明書の提出)
(既卒者のみ)これまでに経験した職務の概略、職務の内容
私の場合は、
特記すべき資格等(会計士や弁理士、社会保険労務士といったものを想定しました)がなかったため空欄、
外国語に関する試験・検定等についてはTOEICスコア、
職務の概略については将来計画書に書いた[今までの職歴・地位など]を詳細に、書きました。
‐A.どのように作成したか
①イメージをつかむ!
私の場合、「そもそも『将来計画書』『研究計画書』とは?」というところからスタートでした。
そこで、何冊かの書籍を買い求め、研究計画書の内容・作成方法等を調べました。
ぜひ以下の書籍をお手にとって頂ければと思います。
妹尾堅一郎『研究計画書の考え方 大学院を目指す人のために』ダイヤモンド社(1999)
飯野一、佐々木信吾『国内MBA研究計画書の書き方―大学院別対策と合格実例集―』中央経済社(2003)
工藤美知尋編『大学院受験のための研究計画書の書き方―理論と実践―』晶文社(2011)
上の書籍を読み、研究計画書についてのイメージ(どのようなスタイルか、どのような内容を盛り込むべきか、何に気をつけるべきか)を得ることができました。
②とにかく書き出してみる、誰かに話してみる、問いかけてもらう!
[志望動機][入学後の計画]について考えていきましょう。
とにかくブレスト(ブレインストーミング)していきましょう。
なぜ大学院に行きたいのか?なぜ経営学なのか?なぜMBAなのか?なぜ国内なのか?なぜ一橋MBAなのか?なぜKBSではないのか?なぜこのタイミングなのか?なぜパートタイムではいけないのか? etc
とにかく問いをたくさん作り、それについて書き出すべきです。
このプロセスは、将来計画書のコンテンツ作りだけではなく、面接において非常に重要です。
おススメは、誰か適当な人に、上の質問を問いかけてもらうことです。
実は、このアウトプット・棚卸し作業が、私自身一番苦労した点でした。
「MBAに行きたい!一橋MBAが良い!」という気持ちはあるし、その理由もある。問題意識もある。けれど、目の前のペーパーに書き出せない。しんどい。
そんな状況を打開したのが、誰かと一緒に棚卸し作業をすることでした。
ベストは、実際に志望校、この場合は一橋MBAの研究計画書を書き、面接も受けた人でしょう。
もちろん他MBA・大学院の受験で研究計画書を書いた方、気心の知れた友人でも良いと思います。
とにかく一人で悩まずに、誰かの手を借りて、棚卸しをしましょう。
ちなみに、「なぜHMBA?」の質問に答えるためには、HMBAのカリキュラムや教授陣、特色について理解しなければなりません。
参考になるのは、
・一橋大学商学研究科経営学修士(HMBA)コースのHP、募集要項、説明会(2012年は7月に実施)
http://www.cm.hit-u.ac.jp/mba/
・HMBA生のblog
http://afountainofwisdom0629.blogspot.jp/2012/10/blog.html
・飯野一編『修了生が本音で語る国内MBAスクール白書』
などです。もちろん、何らかのツテで直接HMBA生に会って、色々と聴くのも良いと思います。
③モリモリに書いてみる!
字数関係なく書いてみましょう。絞るのは次のステップです。
アウトプット・棚卸ししたもの、吐き出したものをPCに打ち込みましょう。
その際、とにかく丁寧に背景・理由を説明することが大切と思います。
つまり、「●●と思った」という記述には必ず「●●という出来事によって」という理由を書くこと、抽象的な表現には必ずそれを具体化させたものを書くことなどです。
④ぎゅっとまとめる!
モリモリに書き出したものを、それぞれ800~1000字程度にまとめましょう。
その際、コンテンツの優先順位をつけたり、2~3文の内容を1文にまとめたり、コンテンツの内容によってグルーピングしたりします。
ちなみに私の場合、この作業でもつまずきました。「どこが重要か」「どのようにまとめることができるか」「どこを削るか」、どれも重要に思えてしまったのです。
そのため、ある程度まとまった段階で、次のチェック・修正のステップに進むことにしました。
⑤チェックしてもらう!→修正→してもらう!→修正
②と同様に、友人に誤字脱字や意味不明な箇所を、どんどん指摘してもらいました。 「ここはどういう意味?」「こっちとそっちの記述で矛盾していないか?」などなど。
その際、④でまとめたものだけではなく、③のモリモリのものも見て頂きました。そうすることで、「本当に伝えたかったことが、簡潔な表現で記述できているか」をチェックしてもらうことができるからです。
指摘したもらった後は、改めて書いてみます。そして、その修正したものをチェックしてもらい・・・というサイクルを何度も繰り返しました。
私の場合は、最終的に志望動機700字、入学後の計画900字となりました。
[志望動機]
執筆中
[入学後の計画]
執筆中
⑥その他
さて、[今までの職歴・地位など][修了後の計画]についてです。
こちらは、本当にあっさりと書きました。それぞれ150字前後でした。
ざっくり再現すると、以下のような感じです。
[今までの職歴・地位など]
●●年、●●入社。●●年●●月まで●●(所属)にて●●、●●(業務内容)に従事した。
また、●●年●●月まで●●(所属)にて●●、●●(業務内容)に従事した。
[修了後の計画]
修士課程修了後は、一般企業の●●部門あるいは●●への就職を希望している。また、●●において、●●(業務内容)に関わっていきたいと考えている。
とてもあっさりですよね?
ただ[修了後の計画]については、
・志望動機・入学後の計画と整合性を持たせること
・あくまで現在の計画であることを付け加えること
の2点に注意いたしました。
‐B.作成で特に大切なこと
将来計画書の作成において重要なことは、とにかく誰かに「なぜ?なぜ?」の問いかけをしてもらったり、「ここはどういう意味?」と計画書を読んで指摘してもらうことです。
ここは恥ずかしからずに、未完成の計画書をビシバシ指摘してもらいましょう。決して恥ずかしがらずに。
また、一橋MBAでは2年次に「ワークショップ」(いわゆるゼミ)に所属することになります。そのワークショップでレポートを書くことになります。当然そこには担当してくださる先生がいるわけです。
私は、その先生に向けて、将来計画書を作成しました。「面接に出てきてください」「これを読んでください」という気持ちを込めて、そしてそのように仕掛ける内容を書きました。
‐2.英語試験
英語試験対策は、このMBA準備を始めた時からの頭痛の種でした。
これまでの積み重ねがないこと、どのように対策を立てたら良いか分からないこと、どこまでやれば良いのか分からないこと。
みなさんはどうでしょうか?
私の場合、
まず、公開されている過去問題を調べることで到達点を把握し、
次に、英語の土台を作るとともに、入学志願票に記入するためにTOEICに取り組み、
そして、実際の試験の文章に読み慣れるためにHarvard Business Reviewを読むことにしました。
過去の入試問題はこちらです→ http://www.cm.hit-u.ac.jp/phd/09.html
過去問を読んだ際に思ったことは、「この問題に対応できるようになるまでには、かなりの時間がかかる」ということでした。「到達点を把握」と言っても、恥ずかしながら「到達点は遥か彼方」という程度の認識をするのが精一杯でした。
そこで、英語試験対策を2ステップに分けて考え、取り組むことにしました。それが、A.TOEICであり、B.Harvard Business Reviewの読み慣れでした。
結局、この対策には8~9ヶ月もかかってしまいました。
‐A.TOEIC
一橋MBAにおいて、TOEICスコアは必須ではありません。
しかし、前述した入学志願票(将来計画書とともに提出する履歴書のようなもの)には、「外国語に関する試験・検定等」という項目があります。
TOEICスコアを書くべきです。というよりも、ここに記入できるようなTOEICスコアを取らなければ、試験をこなすことは難しいと思います。
もちろん、実際の試験の内容・形式はTOEICとは異なります。また、英語試験の点数は足切りで余程悪くない限りは合否に関係ないのかもしれません。
しかし、英語の土台を作る(英語に慣れる)という意味と面接において高評価と見なされる要素を増やすという意味で、TOEIC対策に取り組まれることをおススメいたします。
なお、スペースの関係と能力の関係もあり、ここでTOEIC対策について詳述することはできません。
ただ、「TOEICスコアはどれだけ取れればいいのか。目安は何か」という疑問もあるかと思いますので、私の考えを少しだけ述べたいと思います。
調べたのは、各大学の大学生のTOEICスコア平均点です(本とかネットとかに載っています。正確なものかどうかは分からないのですが)。
その中で「これは!」と思い、目安に設定したのが、
一橋大学大学院法学研究科 法科大学院の未修者/既修者のTOEIC平均スコアです。
http://www.law.hit-u.ac.jp/home/lawschool/information/cat30/result-analysis2012.html
平成24(2012)年度は、未修者:784.5、既修者:749.5とのことです。
これを参考にして、800前後を取ることができれば、入学志願票に書いても大丈夫だろうと考えました。また、振り返ってみて思うのは、800以上取るようになれば実際の英語試験にも対応できるのではということです。
ということなので、ぜひTOEICスコア800を目安に、勉強してみてください。ちなみに、入学志願票にスコアを記入する場合は、証明書の提出が求められますので、早めに受験をしてください(なお、筆者の提出スコアは、860でした)。
‐B.Harvard Business Review
TOEICスコアが800を超えた段階で、実際の試験の傾向に対応する準備に取り組み始めました。
一橋MBAの英語試験は、①和訳、②本文(英語)を日本語で説明、③内容正誤です。英文のテーマは、主に経済・経営関係と考えて良いと思います。
詳しくはぜひ過去の入試問題をご覧ください→ http://www.cm.hit-u.ac.jp/phd/09.html
私はこの経済・経営関係の文章に読み慣れるために、Harvard Business Reviewを使いました。
2ステップに分けて取り組みました。
ステップ1:経済・経営関係の日本語の文章を読むことに慣れる。
下記URLから、「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」 の発行号一覧を閲覧できます。
http://www.bookpark.ne.jp/cm/dhbl/magazine.asp?bk=HB&ftype=issl
気になる・興味のある記事を探しましょう。そして、タイトルをメモしましょう。10~20本もあれば十分かと思います。同じサイトから記事の購入もできるのですが、割高です。ですので、メモしたタイトルを基に、図書館へ。ただし、「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」 が置いてあるかどうかを事前に確認してくださいね。
図書館で無事にコピーできたら、それを読んでいきます。重要だと思うところは、マーカーなり赤線なりでチェックしてください。
これがステップ1です。
ステップ2:経済・経営関係の英語の文章を読むことに慣れる。
ステップ1で読んだ記事の最終ページをご覧ください。そこに (HBR●●年●月号より) という記載があるかと思います。それは、元記事(英語)が収録されているのが「何年の何月号」であるかを示しているものです。そちらをメモしてください。メモしたら、図書館へ元記事を探しに行きましょう(この作業はステップ1と同時並行で行うと手間が省けます)。
図書館で無事にコピーできたら、それを読んでいきます。既に日本語訳を読んでいるので、読みやすいと思います。もし読みにくい場合や読み進めるのが遅い場合は、ステップ1でチェックした大事なところだけを摘まんで読んでいきましょう。
日本語と英語を照らし合わせながら、「この英文は、このように訳されるのか」という意識で読むと良いかと思います。また、読む量が増えるにつれ、「この程度であれば、意訳しても良いのか」「このくらい幅のある訳し方もあるんだな」という感覚も掴めると思います。
これがステップ2です。
以上のステップ1・2を繰り返すことで、一橋MBAの英語試験には十分対応できるでしょう。
ちなみに、私が受験した際に出題された問題の出典は、(前年に引き続き)なんとHarvard Business Reviewでした。その記事自体は読んでいなかったのですが、とても読みやすかったです。
‐3.小論文試験
どのような問題が出題されるのかは、過去の入試問題をご覧ください→ http://www.cm.hit-u.ac.jp/phd/09.html
小論文試験対策全般では、
飯野一編『国内MBA受験小論文対策講義』中央経済社(2011)
を参考にしました。
小論文試験だけではなく、他MBAや大学院受験をしたり、将来計画書を書いたりする上で、A.経営学関連及びB.自身の研究関連(専攻関連)の知識を固める必要があります。特に、私のように学部が商学部・経営学部以外の場合は、準備に時間が取られることを理解する必要があります。
そのため、ここに書く内容は一橋MBAの小論文試験対策以上に、他MBA受験対策であり、将来計画書作成準備のためのものと考えてください。
‐A.経営学関連
経営学関連の知識を得るために使用した本を挙げます。本屋さんやレビューなどで確認して、使えると思ったらぜひ手元に置いて、読んでみてください。
伊丹敬之、加護野忠男『ゼミナール経営学入門』日本経済新聞社(2003)
榊原清則『経営学入門[上]』日本経済新聞社(2002)
十川廣國『経営学イノベーション〈1〉経営学入門』中央経済社(2006)
コメント:以上の3冊を通読して、経営学の全体像を掴もうとしました。それぞれ読み通すことも、理解することも難しく、下の本を積極的に活用して知識の定着・整理を図りました。
亀川雅人『演習 経営学』新世社(2001)
コメント:「あるテーマに対する論述」という形で構成されています。全115のお題があります。他MBAの対策で非常にお世話になりました。
スチュアート・クレイナー『マネジメントの世紀』東洋経済新報社(2000)
コメント:「マネジメントの世紀」としての20世紀を概観していくことができます。色々な学説が出てきて一回読むだけでは理解しきれませんが、非常に読みやすいと思います。
『公務員試験 新スーパー過去問ゼミ3 経営学』実務教育出版(2011)
コメント:知識の整理整頓、定着に使いました。問題(○×の正誤問題)は解かずに(下手に問題を解くと、誤った問題文も読むことになり、混乱してしまうので)、ひたすら解説を読んでいきました。問題集という構成上、同じ記述が繰り返し出てくることになりますが、定着を図る上では非常に役に立ちました。
伊丹敬之、沼上幹、伊藤邦雄 、小川英治『一橋大学ビジネススクール「知的武装講座」』プレジデント社(2002)
コメント:合格後に読んだ本ですが、受験前に読んだ方が絶対に良いと思い、ここに挙げました。一橋MBAの特色というか、カリキュラムの意図や一橋MBAが考えるビジネススクールの位置づけについて理解することができるでしょう。時間が無い場合は、前書きと伊丹先生の記事だけでも読んでみてください。時間がある方は、続編も2冊ありますので、そちらもご覧ください。
伊丹敬之『経営戦略の論理 〈第4版〉―ダイナミック適合と不均衡ダイナミズム』日本経済新聞社(2012)
コメント:こちらは未読です。しかしながら、一橋MBAを受験された方は多く手に取られているようです。一橋MBA生は入学後必ず読むことになるそうです。ちなみに、今年(2012年)第4版が出ました。
‐B.専攻関連
具体的な書籍名を挙げると、私の専攻が分かってしまうので、ここでは言及しません。
ただ、将来計画書の専攻・研究内容を書くにあたって、
担当教授の書籍×数冊
担当教授の論文×数本
担当教授のインタビュー×数本
その他関連文献×数冊
を読みました。
ちなみに、たまたま小論文の文章のテーマが私の専攻と関連するものでした。また、上記参考文献を読むにあたって「どのような切り口で立論しうるか」を意識することで、小論文対策にしていました。
‐4.口述試験
口述試験については、これまで述べてきた将来計画書準備やそこでの友人とのやり取りが、主な対策となっていました。
ただ、口述試験(日曜日実施)の前々日から立川駅の東横インで缶詰めになって、最終準備をしました。
そこで行ったことは、①担当教授との問題意識のすり合わせ、②先行研究の復習、③将来計画書の読み込みです。
担当教授というのは、上で述べたように、自身が希望しているワークショップの担当教授です。その教授の書籍・論文・インタビューを再度読み込み、「どういった問題意識を持たれているのか」、「どういった点が私と共通するのか」、「何がキーワードになるか」等を一つずつチェックしていきました。
また、先行研究については、「先行研究としては、●●の観点から行った●●大学の●●先生の●●についての論文や、●●大学の●●先生のまとめた●●についての研究があります。そういった中で、●●という視点からの研究を深める必要があるのではないかと考えています」というように、なるべく具体的な情報を盛り込んだ形で説明できるように整理していきました。実際に何度も口に出して、念入りに練習しました(他の試験で失敗したことがあるため)。
口述試験で問われることは、基本的には将来計画書に書かれていることです。何度も何度も繰り返し読み、その度に細かいところまで含めて自分で突っ込みを入れて、それに答えるという練習をしました。
なお、口述試験の想定問答集として、
赤田達也『「学歴ロンダリング」実践マニュアル』オクムラ書店(2009)
の第八章を切り取って、ホテルの中で予行演習をしていました。
また、質問に対して簡潔に答えられるように、本文の質問の隣に、答えとなるシンプルな一文を書きこんでいました。
‐5.その他
準備には思いのほか時間がかかります。注意してください。
TOEICのスコアがなかなか上がらなかったり、将来計画書が何度も行き詰まったりすると思います。それだけではありません。必要書類の準備(各種資格の証明書発行、学部成績の発行、証明写真、振り込みetc)など、一つ一つは簡単でも、積み重なると意外に手間取ることになります。
受験準備について、最後に3点お伝えします。
①証明写真はぜひ写真館で!
スピード写真は避けてください。写真館で撮ってもらってください。もちろんスピード写真で合格した方もたくさんいらっしゃると思います。私の友人にもいます。
ただ、あなたは止めてください。写真館で撮ってください。
「美しい方はより美しく、そうでない人はそれなりに」です。
参考URL:伊勢丹写真室 http://www.isetan-photo.co.jp/
これまで受験準備代にかなりお金をかけている(かけることになる)かと思いますが、ここに出し惜しみしないでください。
ちなみに、伊勢丹写真室では撮影代3,150円、焼き増し1枚につき630円です・・・。
②提出書類は美しく!
出願書類の中で、将来計画書や入学志願票など、自宅でプリントアウトする書類がいくつかあります。それらは、上質な専用紙に、美しく丁寧に印刷できる設定でプリントアウトしてください。
私が持っているプリンターはキャノンのものなので、キャノンで説明しますと、
「キヤノン普通紙・ホワイト 両面厚口」
を用意してください。これくらいの品質であれば良いです。
印刷の設定は、
印刷→プロパティ→クイック印刷のタブ→用紙の種類:高品位専用紙、印刷品質:きれい
でO.K.です。この設定だと1枚プリントアウトするのに数分かかります。ですが、とてもきれいに印刷できます。
こうしたことも、きちんと行うと意外と時間がかかってしまいます。ですので、締切直前で準備していると「間に合わない!」なんてことになりかねません。
間違っても「ネットカフェでプリントアウト」なんてことは、止めてくださいね。
③できれば近くのホテルに前泊を!
試験会場とご自宅が近い方もいらっしゃるかと思います。当日の移動で十分な方もいらっしゃるでしょう。
ですが、大学周辺のホテルに前泊されることをおススメいたします。
当日の交通状況や天候が思わぬことになっているかもしれませんし、自宅だと何かと落ち着かない場合があります。
そうしたことを避けるためにも、前日ホテルに泊まって、翌日の試験に向けてモードを切り替える・精神を整えるというのが良いと思います。
ちなみに私は、一橋大学の最寄り駅である国立駅から一駅の立川駅、その徒歩5分のところにある東横インに宿泊しました。
一橋MBA受験の備忘録「I.受験にあたって」
Ⅰ.受験にあたって
‐1.筆者プロフィール
まず、私の属性についてお伝えさせて頂きたいと思います。
「日本人×男性×既卒(新卒ではない・勤務経験あり)×勤続3年未満×学部:not 商学部・経営学部」です。
もちろんもっと詳しく属性を述べることはできますが、ここまでにしたいと思います。
上の属性を念頭に、以降の記事を読んで頂ければと思います。
ですので、例えば新卒者よりも既卒者(勤務経験のある方)の方が参考になる箇所は多くなるでしょうし、「学部時代の専攻が商学・経営学ではない場合、特にどのようなことに取り組むべきか」という点からもお話できればと思います。
‐2.志望校選定
繰り返しとなりますが、私が受験したのは、「一橋大学商学研究科経営学修士(HMBA)コース」(※)です。
※コースの内容の詳細については、以下のURLをご覧ください。
http://www.cm.hit-u.ac.jp/mba/
参考:一橋大学商学部・商学研究科 http://www.cm.hit-u.ac.jp/
「経営学の勉強をしたい!」というとざっくりしていますが、色々な理由や事情から経営学の範疇の分野に興味を持ち、それらについて学びたいと思ったとします。
その際、幾つかの軸を基にして考えていくことになるかと思います。
ここでは、志望校選定にあたって考えるべき軸について、少しずつですが書いていきます。
なお、
Q.経営学の(経営戦略について/ファイナンスについて/イノベーションについて)勉強がしたいのだけど、どのような手段があるか?
という問いかけに対して、
A.(本を読む/友人・知人に教えてもらう/企業の研修に参加する、などではなく)学校に通う!
ということを選択した人が考えるべき軸について書いていきます。
さて、ここで軸として挙げたいのは、
①いわゆる研究者養成コースか、いわゆるMBAコースか(あるいは、いわゆるMOTか)
②コストをどこまでかけることができるか
③国内かor国外か
④フルタイムかパートタイムか
の4つです。
軸としてもっと挙げることはできると思いますし、人によってあえて軸として挙げる必要のないものもあるかもしれません。
私の場合は、
①MBAコース、②準備に10ヶ月・試験準備に30万(生活費除く)、③国内、④フルタイムでした。
‐①の軸について
「経営学の勉強をしたい!」と思った時、特に大学(大学院)を一度卒業された方は、いわゆるMBAコースを前提にする場合が多いにように思います。
ただ、いわゆるMBAコースだけではなく、研究者養成コースについてもカリキュラムの内容等を確認するのが良いと思います。
例えば、神戸大学大学院のMBAプログラムは、パートタイムのMBAコースです。金曜日の夜と土曜日の授業でカリキュラムが組まれています。つまり、平日・昼間の授業は実施されません。これは、在職者を対象にしたコースだからです。
また、平成24年度入学・合格者データ(※)を見てますと、合格者の多くは30~40代です。ミドルと言われる方がボリューム層になっています。これは、例えば一橋大学のMBAコースが新卒者をある程度受け入れているのと比べると、大きく異なっています。
※参考URL: http://mba.kobe-u.ac.jp/admissible/info/report/2012/2012.htm
その一方で、神戸大学大学院には研究者養成コースが設置されています。
「研究者養成」とはあるものの、全員が博士後期課程に進むわけではなく、前期課程を経て就職される方も一定数いるとのことです。
もちろん研究者養成コースということで、入口(入学試験)で問われることは多いと思いますが、検討する価値は十分にあると思います。
私の場合は、
入口(入学試験)の難易度・自身の実力・学部での専攻(not 経営学・商学)を考慮して、
MBAコースを選択しました。
参考:日本で学べるMBA(国内MBAリスト) http://www.daijob.com/mba/schoola
‐②の軸について
コストについては、
A.MBA受験の準備にかかるお金・時間
B.MBAに通うことでかかるお金・時間、失うお金・時間
を考えることが重要と思います。
Aについては、受験料や宿泊・交通費、参考書代、TOEIC受験代、人によっては予備校代も必要かもしれません。また、国外MBAを志望する場合は、国内MBAに比べると準備にかかる費用・時間がかなり高くつくことになるでしょう。
Bについては、国内・国立(not私立)・フルタイムのMBAコースで授業料が2年で約150万、参考書や生活費のことも考えると300万は必要になると思います。その上、例えばフルタイムのMBAであれば離職することになるので、MBAに通わなければ得たであろうお金や時間(&楽しい日々)を失うことになります。(ハーバード大学のMBAの場合、授業料や生活費全体で、1,000万とも2,000万とも言いますしね・・・)
私の場合は、過去問を検討したり、参考書を読んだりした結果、
A.10ヶ月ほどの時間と30万円程度のお金が必要だろうと考えました。逆に、それ以上の時間とお金をかけることができないという事情もありました。
B.実は、こちらはあまり考えませんでした。「どれだけかかっても行きたい/行くしかない」という気持ちが強かったです。あと、肩身の狭い思いをすることを甘受することにしました。
‐③の軸について
私の場合は、
語学力・受験準備費用・MBAの受験料&生活費を考えて、
国内を選択しました。
このように「国内か国外か」を規定しているのは、まず第一に「お金・時間」と思います。残念ながら。
国外MBAについては、全く分かりません。すみません。
国外MBAホルダーのblogを見たり、下記のような受験経験が書かれたサイトをご覧ください。
参考URL: http://www.geocities.jp/kousurebaukaru2011_owner/
ちなみに、「英語でMBAを!しかし、国内で!」という方の選択肢としては、
一橋大学大学院国際企業戦略研究科
http://www.ics.hit-u.ac.jp/jp/
国際大学MBAプログラム
http://gsim.iuj.ac.jp/index_ja.php
などがあります。
「国内MBAに通うことの価値」については多くの意見があるかと思いますが、ここでは言及いたしません。
‐④の軸について
私の場合は、
2年間集中・没頭して取り組みたかったことから、
フルタイムを選びました。
パートタイム(平日夜間・土曜日開講)のMBAについては、前述の神戸大学大学院のほか、
早稲田大学ビジネススクール
http://www.waseda.jp/wbs/index.html
筑波大学大学院ビジネス科学研究科経営システム科学専攻(修士課程)
http://www.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp/
などがあります。
「離職/休職することができない、しかしMBAには通いたい!」という方も多くいらっしゃるかと思いますので、このようなパートタイムのMBAも魅力的と思います。
また、フルタイム/パートタイムという軸ではありませんが、1年(あるいは1年半)課程のMBAも国内外に設置されています。
興味がある方は、ぜひ調べてみてください。
以上の①~④の軸について考えた結果、私の場合、
①MBAコース、②準備に10ヶ月・試験準備に30万(生活費除く)、③国内、④フルタイムでまとまりました。
これにより志望校は、
・一橋大学MBA(HMBA) http://www.cm.hit-u.ac.jp/mba/
・京都大学経営管理大学院 http://www.gsm.kyoto-u.ac.jp/jp/
に絞られることになりました。
※HMBAが第一志望であったため、京都大学経営管理大学院は受験しませんでした。
※他大学院MBAコースも候補になったのですが、諸事情により、言及はいたしません。
‐3.「たら・れば」
執筆中
‐1.筆者プロフィール
まず、私の属性についてお伝えさせて頂きたいと思います。
「日本人×男性×既卒(新卒ではない・勤務経験あり)×勤続3年未満×学部:not 商学部・経営学部」です。
もちろんもっと詳しく属性を述べることはできますが、ここまでにしたいと思います。
上の属性を念頭に、以降の記事を読んで頂ければと思います。
ですので、例えば新卒者よりも既卒者(勤務経験のある方)の方が参考になる箇所は多くなるでしょうし、「学部時代の専攻が商学・経営学ではない場合、特にどのようなことに取り組むべきか」という点からもお話できればと思います。
‐2.志望校選定
繰り返しとなりますが、私が受験したのは、「一橋大学商学研究科経営学修士(HMBA)コース」(※)です。
※コースの内容の詳細については、以下のURLをご覧ください。
http://www.cm.hit-u.ac.jp/mba/
参考:一橋大学商学部・商学研究科 http://www.cm.hit-u.ac.jp/
「経営学の勉強をしたい!」というとざっくりしていますが、色々な理由や事情から経営学の範疇の分野に興味を持ち、それらについて学びたいと思ったとします。
その際、幾つかの軸を基にして考えていくことになるかと思います。
ここでは、志望校選定にあたって考えるべき軸について、少しずつですが書いていきます。
なお、
Q.経営学の(経営戦略について/ファイナンスについて/イノベーションについて)勉強がしたいのだけど、どのような手段があるか?
という問いかけに対して、
A.(本を読む/友人・知人に教えてもらう/企業の研修に参加する、などではなく)学校に通う!
ということを選択した人が考えるべき軸について書いていきます。
さて、ここで軸として挙げたいのは、
①いわゆる研究者養成コースか、いわゆるMBAコースか(あるいは、いわゆるMOTか)
②コストをどこまでかけることができるか
③国内かor国外か
④フルタイムかパートタイムか
の4つです。
軸としてもっと挙げることはできると思いますし、人によってあえて軸として挙げる必要のないものもあるかもしれません。
私の場合は、
①MBAコース、②準備に10ヶ月・試験準備に30万(生活費除く)、③国内、④フルタイムでした。
‐①の軸について
「経営学の勉強をしたい!」と思った時、特に大学(大学院)を一度卒業された方は、いわゆるMBAコースを前提にする場合が多いにように思います。
ただ、いわゆるMBAコースだけではなく、研究者養成コースについてもカリキュラムの内容等を確認するのが良いと思います。
例えば、神戸大学大学院のMBAプログラムは、パートタイムのMBAコースです。金曜日の夜と土曜日の授業でカリキュラムが組まれています。つまり、平日・昼間の授業は実施されません。これは、在職者を対象にしたコースだからです。
また、平成24年度入学・合格者データ(※)を見てますと、合格者の多くは30~40代です。ミドルと言われる方がボリューム層になっています。これは、例えば一橋大学のMBAコースが新卒者をある程度受け入れているのと比べると、大きく異なっています。
※参考URL: http://mba.kobe-u.ac.jp/admissible/info/report/2012/2012.htm
その一方で、神戸大学大学院には研究者養成コースが設置されています。
「研究者養成」とはあるものの、全員が博士後期課程に進むわけではなく、前期課程を経て就職される方も一定数いるとのことです。
もちろん研究者養成コースということで、入口(入学試験)で問われることは多いと思いますが、検討する価値は十分にあると思います。
私の場合は、
入口(入学試験)の難易度・自身の実力・学部での専攻(not 経営学・商学)を考慮して、
MBAコースを選択しました。
参考:日本で学べるMBA(国内MBAリスト) http://www.daijob.com/mba/schoola
‐②の軸について
コストについては、
A.MBA受験の準備にかかるお金・時間
B.MBAに通うことでかかるお金・時間、失うお金・時間
を考えることが重要と思います。
Aについては、受験料や宿泊・交通費、参考書代、TOEIC受験代、人によっては予備校代も必要かもしれません。また、国外MBAを志望する場合は、国内MBAに比べると準備にかかる費用・時間がかなり高くつくことになるでしょう。
Bについては、国内・国立(not私立)・フルタイムのMBAコースで授業料が2年で約150万、参考書や生活費のことも考えると300万は必要になると思います。その上、例えばフルタイムのMBAであれば離職することになるので、MBAに通わなければ得たであろうお金や時間(&楽しい日々)を失うことになります。(ハーバード大学のMBAの場合、授業料や生活費全体で、1,000万とも2,000万とも言いますしね・・・)
私の場合は、過去問を検討したり、参考書を読んだりした結果、
A.10ヶ月ほどの時間と30万円程度のお金が必要だろうと考えました。逆に、それ以上の時間とお金をかけることができないという事情もありました。
B.実は、こちらはあまり考えませんでした。「どれだけかかっても行きたい/行くしかない」という気持ちが強かったです。あと、肩身の狭い思いをすることを甘受することにしました。
‐③の軸について
私の場合は、
語学力・受験準備費用・MBAの受験料&生活費を考えて、
国内を選択しました。
このように「国内か国外か」を規定しているのは、まず第一に「お金・時間」と思います。残念ながら。
国外MBAについては、全く分かりません。すみません。
国外MBAホルダーのblogを見たり、下記のような受験経験が書かれたサイトをご覧ください。
参考URL: http://www.geocities.jp/kousurebaukaru2011_owner/
ちなみに、「英語でMBAを!しかし、国内で!」という方の選択肢としては、
一橋大学大学院国際企業戦略研究科
http://www.ics.hit-u.ac.jp/jp/
国際大学MBAプログラム
http://gsim.iuj.ac.jp/index_ja.php
などがあります。
「国内MBAに通うことの価値」については多くの意見があるかと思いますが、ここでは言及いたしません。
‐④の軸について
私の場合は、
2年間集中・没頭して取り組みたかったことから、
フルタイムを選びました。
パートタイム(平日夜間・土曜日開講)のMBAについては、前述の神戸大学大学院のほか、
早稲田大学ビジネススクール
http://www.waseda.jp/wbs/index.html
筑波大学大学院ビジネス科学研究科経営システム科学専攻(修士課程)
http://www.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp/
などがあります。
「離職/休職することができない、しかしMBAには通いたい!」という方も多くいらっしゃるかと思いますので、このようなパートタイムのMBAも魅力的と思います。
また、フルタイム/パートタイムという軸ではありませんが、1年(あるいは1年半)課程のMBAも国内外に設置されています。
興味がある方は、ぜひ調べてみてください。
以上の①~④の軸について考えた結果、私の場合、
①MBAコース、②準備に10ヶ月・試験準備に30万(生活費除く)、③国内、④フルタイムでまとまりました。
これにより志望校は、
・一橋大学MBA(HMBA) http://www.cm.hit-u.ac.jp/mba/
・京都大学経営管理大学院 http://www.gsm.kyoto-u.ac.jp/jp/
に絞られることになりました。
※HMBAが第一志望であったため、京都大学経営管理大学院は受験しませんでした。
※他大学院MBAコースも候補になったのですが、諸事情により、言及はいたしません。
‐3.「たら・れば」
執筆中
2012年10月22日月曜日
一橋MBA受験の備忘録「目次・アウトライン」
来年度(2013年度)より一橋大学商学研究科経営学修士(HMBA)コースへ進学する予定です。
先日のblog記事でもお伝えいたしましたが、受験準備にあたって、多くのblog記事を参考にさせていただきました。
改めまして、誠にありがとうございました。
さて、そのような事情もありまして、私自身の受験記録も残しておくことで、また他の誰かの役に立てるかもしれないと思うようになりました。
方向は違いますが、これも一つの「恩返し」と思っています。
****
ということで、今後、いくつかの記事にわたって一橋大学商学研究科経営学修士(HMBA)コースの受験について書いていきます。
アウトラインを以下に示しました。
基本的には一橋MBA受験を考えている方を念頭に記事を書いていきますが、他MBAや他研究科の方が受験準備をする上で、何かしら役に立つような情報を盛り込めればと考えております。
なお、これらはあくまで予定なので、随時変更していくことになります。
また、当然ではありますが、これらの記事はあくまで個人の経験を基にしたものなので、そのことはどうぞお含みおきください。
■一橋大学商学研究科経営学修士(HMBA)コース 受験記録
Ⅰ.受験にあたって
URL: http://afountainofwisdom0629.blogspot.jp/2012/10/blog-post_23.html
‐1.筆者プロフィール
‐2.志望校選定
‐3.「たら・れば」
Ⅱ.受験準備
URL: http://afountainofwisdom0629.blogspot.jp/2012/10/blog-post_1108.html
‐1.将来計画書(研究計画書)
‐A.どのように作成したか
‐B.作成で特に大切なこと
‐2.英語試験
‐A.TOEIC
‐B.Harvard Business Review
‐3.小論文試験
‐A.経営学関連
‐B.専攻関連
‐4.口述試験
‐5.その他
Ⅲ.本番
URL: http://afountainofwisdom0629.blogspot.jp/2012/10/blog-post_1507.html
‐1.英語試験(1次試験)
‐A.本番
‐B.反省
‐2.小論文試験(1次試験)
‐A.本番
‐B.反省
‐3.口述試験(2次試験)
‐A.本番
‐B.反省
Ⅳ.最後に
URL: http://afountainofwisdom0629.blogspot.jp/2012/10/blog-post_9007.html
先日のblog記事でもお伝えいたしましたが、受験準備にあたって、多くのblog記事を参考にさせていただきました。
改めまして、誠にありがとうございました。
さて、そのような事情もありまして、私自身の受験記録も残しておくことで、また他の誰かの役に立てるかもしれないと思うようになりました。
方向は違いますが、これも一つの「恩返し」と思っています。
****
ということで、今後、いくつかの記事にわたって一橋大学商学研究科経営学修士(HMBA)コースの受験について書いていきます。
アウトラインを以下に示しました。
基本的には一橋MBA受験を考えている方を念頭に記事を書いていきますが、他MBAや他研究科の方が受験準備をする上で、何かしら役に立つような情報を盛り込めればと考えております。
なお、これらはあくまで予定なので、随時変更していくことになります。
また、当然ではありますが、これらの記事はあくまで個人の経験を基にしたものなので、そのことはどうぞお含みおきください。
■一橋大学商学研究科経営学修士(HMBA)コース 受験記録
Ⅰ.受験にあたって
URL: http://afountainofwisdom0629.blogspot.jp/2012/10/blog-post_23.html
‐1.筆者プロフィール
‐2.志望校選定
‐3.「たら・れば」
Ⅱ.受験準備
URL: http://afountainofwisdom0629.blogspot.jp/2012/10/blog-post_1108.html
‐1.将来計画書(研究計画書)
‐A.どのように作成したか
‐B.作成で特に大切なこと
‐2.英語試験
‐A.TOEIC
‐B.Harvard Business Review
‐3.小論文試験
‐A.経営学関連
‐B.専攻関連
‐4.口述試験
‐5.その他
Ⅲ.本番
URL: http://afountainofwisdom0629.blogspot.jp/2012/10/blog-post_1507.html
‐1.英語試験(1次試験)
‐A.本番
‐B.反省
‐2.小論文試験(1次試験)
‐A.本番
‐B.反省
‐3.口述試験(2次試験)
‐A.本番
‐B.反省
Ⅳ.最後に
URL: http://afountainofwisdom0629.blogspot.jp/2012/10/blog-post_9007.html
2012年10月10日水曜日
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』、『プリンセス トヨトミ』
この2本を借りて、観ました。
特に『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』は映画館で観る機会を失ってしまって、でも、どうしても観たかったものでした。
今回、観ることができて嬉しかったです。
半年ほど前に(もうそんな前なのか・・・と思ってしまうのですが)『J・エドガー』を映画館で観ました。
これから3ヶ月~半年については、この2本のような、史実の一人の人物に焦点を当てた作品(映画や書籍:自伝、伝記、インタビュー集)に触れていきたいと思います。
特に『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』は映画館で観る機会を失ってしまって、でも、どうしても観たかったものでした。
今回、観ることができて嬉しかったです。
半年ほど前に(もうそんな前なのか・・・と思ってしまうのですが)『J・エドガー』を映画館で観ました。
これから3ヶ月~半年については、この2本のような、史実の一人の人物に焦点を当てた作品(映画や書籍:自伝、伝記、インタビュー集)に触れていきたいと思います。
2012年10月6日土曜日
大学院受験にあたって参考にさせて頂いた(参考になったであろう)blog一覧
来年度より大学院(国内MBA)に進学することになりました。
つきましては、受験に際して参考にさせていただいたblogをこちらに記したいと思います。
また受験後に見つけて、何らかの参考になったと思われるblogもこちらに記したいと思います。
大学院(国内MBA)に進学を検討される方にとっても、何らかの意味があるのではと思います。
遅くなりましたが、blog筆者の皆様の助力により、進学が決定できましたことを、この場にて御礼申し上げます。
注1) カッコ( )内は進学年・月、つまり修士1年時の年です。blog自体は、その前から、あるいは後から書かれているものがあります。
注2) blogの内容は、受験対策、MBAでの日々の紹介、趣味など、各blogによって異なります。更新が停止されているものもあります。
【一橋大学商学研究科経営修士コース(HMBA)】
☆ 31歳のMBA学生の日記(2005年4月~)
http://plaza.rakuten.co.jp/firebolt/diaryall/
☆ 一橋MBAブログ 「くにたち」な日々(2005年4月~)
http://blog.goo.ne.jp/hmba6th
☆ 続・MBAへの道(2005年4月~)
http://blog.goo.ne.jp/ksawa522
☆ MBA子育て奮闘記~Let's grow up step by step for the future~(2007年4月~)
http://mbamylife.blog74.fc2.com/
(卒業後) MBA子育て実践記~失敗からの学び
http://mbamylife2.blog38.fc2.com/
☆ Opportunity Cost(2007年4月~)
http://t1730229.blog.ocn.ne.jp/opportunitycost/
☆ 30歳からのキャリア考察(2009年4月~)
http://blog.goo.ne.jp/bf5_2008
☆ 一橋MBA死闘物語(2009年4月~)
http://skill-up2.seesaa.net/
☆ 落学者(2009年4月~)
http://ameblo.jp/ochigakusya/
☆ Nori Blog、twitter archives(2010年4月~)
http://ameblo.jp/hirata96/
http://twilog.org/noriyasu_hirata/archives
☆ Ninomyの私邸(2010年4月~)
http://blog.livedoor.jp/keeponkeepingon333/
☆ 人生はランダムウォーク~HMBA編~(2011年4月~)
http://ameblo.jp/hbshistory/
☆ ひたすらHMBA受験記(2010)(2011年4月~)
http://hmba2010.blogspot.jp/
☆ 27歳からの一橋MBA日誌(2012年4月~)
http://hitotsubashi-mba.com/
☆ MBAの本棚(2012年4月~)
http://takumi-thinking.blogspot.jp/
☆ そうだ、MBAに行こう(2012年4月~)
http://d.hatena.ne.jp/h-mba/
つきましては、受験に際して参考にさせていただいたblogをこちらに記したいと思います。
また受験後に見つけて、何らかの参考になったと思われるblogもこちらに記したいと思います。
大学院(国内MBA)に進学を検討される方にとっても、何らかの意味があるのではと思います。
遅くなりましたが、blog筆者の皆様の助力により、進学が決定できましたことを、この場にて御礼申し上げます。
注1) カッコ( )内は進学年・月、つまり修士1年時の年です。blog自体は、その前から、あるいは後から書かれているものがあります。
注2) blogの内容は、受験対策、MBAでの日々の紹介、趣味など、各blogによって異なります。更新が停止されているものもあります。
【一橋大学商学研究科経営修士コース(HMBA)】
☆ 31歳のMBA学生の日記(2005年4月~)
http://plaza.rakuten.co.jp/firebolt/diaryall/
☆ 一橋MBAブログ 「くにたち」な日々(2005年4月~)
http://blog.goo.ne.jp/hmba6th
☆ 続・MBAへの道(2005年4月~)
http://blog.goo.ne.jp/ksawa522
☆ MBA子育て奮闘記~Let's grow up step by step for the future~(2007年4月~)
http://mbamylife.blog74.fc2.com/
(卒業後) MBA子育て実践記~失敗からの学び
http://mbamylife2.blog38.fc2.com/
☆ Opportunity Cost(2007年4月~)
http://t1730229.blog.ocn.ne.jp/opportunitycost/
☆ 30歳からのキャリア考察(2009年4月~)
http://blog.goo.ne.jp/bf5_2008
☆ 一橋MBA死闘物語(2009年4月~)
http://skill-up2.seesaa.net/
☆ 落学者(2009年4月~)
http://ameblo.jp/ochigakusya/
☆ Nori Blog、twitter archives(2010年4月~)
http://ameblo.jp/hirata96/
http://twilog.org/noriyasu_hirata/archives
☆ Ninomyの私邸(2010年4月~)
http://blog.livedoor.jp/keeponkeepingon333/
☆ 人生はランダムウォーク~HMBA編~(2011年4月~)
http://ameblo.jp/hbshistory/
☆ ひたすらHMBA受験記(2010)(2011年4月~)
http://hmba2010.blogspot.jp/
☆ 27歳からの一橋MBA日誌(2012年4月~)
http://hitotsubashi-mba.com/
☆ MBAの本棚(2012年4月~)
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☆ そうだ、MBAに行こう(2012年4月~)
http://d.hatena.ne.jp/h-mba/
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